素材の質感を知る
取り扱う家具はどれも品質にこだわったものばかり。
そのこだわりを“素材の質感”の一部を感じてみてください。
製品の表面仕上げ
スチール表面仕上
-
クロムメッキ
下地にニッケル、仕上げにクロムを使用した代表的な装飾メッキ。耐久性、耐候性に優れ、キズやサビから金属を保護するとともに清潔感、精緻さ、質感で金属の特性をより高める効果をもっています。 -
ホワイトブロンズメッキ
下地にニッケル後、パールニッケルでつや消し加工を施し、クロムで仕上げるメッキ法。特性はクロムメッキとほとんど同じですが、ホワイトブロンズメッキの場合は、層が厚いので反射が少なく、重厚感があります。 -
メタリック塗装
アクリル樹脂とアルミ片を静電塗装し、焼付けて定着させる塗装法です。2〜3回塗り重ねることにより塗装膜が形成され、光の明暗により曲面部分の立体感や、深みのある透明感が演出されます。 -
静電粉体塗装
静電気と空気圧を利用して塗料を付着させた上、加熱硬化させる塗装法で0.1〜0.3mm 程度の膜厚をもちます。隅や内部にも容易に塗装ができ、また耐候性にもすぐれていることから、パイプイスやガーデンチェアによく用いられます。 -
メラミン樹脂焼付塗装
メラミン樹脂を高温(180℃)で加熱硬化させる塗装法で、硬度が高く、塗膜も厚いためにキズがつきにくく、耐熱性にもすぐれています。ただ、耐候性にやや難があり、屋外ではあまり使用されません。
レッグ表面仕上
-
アルマイト
電解処理にてアルミ表面に酸化皮膜を形成させる加工で、はがれにくく耐久性の高い仕上です。 -
ナシ地
専用の塗料を粉体塗装によって仕上げます。ツヤをおさえたマット感が特徴です。 -
研磨
アルミなど金属の表面をバフで磨く方法。鏡の様に仕上げることも可能です。 -
ショット
金属の表面に小さな鉄球をぶつけることにより凸凹感を出す仕上げです。
- テーブルの関連用語
-
- メラミン化粧板
パターンが転写された紙にフェノール樹脂を含浸し、加熱、加圧して熱硬化性のメラミン樹脂でコーティング仕上げを施したもの。塩ビ化粧板などにくらべて耐熱・耐薬品・耐摩耗性に優れ、デスク、テーブルの表面化粧材として普及しています。 - ソフトエッジ
家具の切断面を弾性のある合成樹脂で覆い、衝撃を緩和し、人体を保護するもの。
- MDF(Medium Density Fiberboard)
ファイバーボードの一種。木材の繊維を原料として接着剤を加え、加熱圧縮成型した中質繊維板の呼称です。従来のパーティクルボードに較べて密度が均一で強度が高い特徴があります。 - パーティクルボード
木材を切り刻んだチップを合成樹脂で固めて板状にした素材。削片板、チップボードとも呼ばれ、芯材などに使われます。
- 積層合板
薄い板状に製材した木材を接着剤で貼り合わせた合板。一般に「ベニヤ板」と呼ばれています。強度が高く、ソリや歪みなどの変形が生じにくく、比較的安価。表面に突板やポリエステル樹脂板を貼り付けた化粧合板もあります。 - 鋳物
金属を溶かし、鋳型に流し込んでつくった物。複雑な形状をつくるのに適しています。
- 積層材と集成材
合板も積層材の一種ですが、異種材料や厚みの違うものを重ねたものを総称します。集成材は主にソリッド材を接合したものが多く、無垢材の質感が得られます。 - 突板(つきいた)
天然木を薄くそいだもの。この突板を合板の基材に接着したものが天然木化粧板または化粧合板といわれています。
- メラミン化粧板